昨年度の各種試験の利用実績集計が出ました。 技術相談に関することでは、
織物分解設計関係が131件あり、平成26年度に引き続き相談件数が多く、
企業の商品開発の活発さを感じています。織物欠点解析に関する相談も26年度の37%増になっており、織物分解依頼増も影響して、簡易な物性試験(繊度、撚り数、密度測定)の依頼も58%増となりました。
デジタルマイクロスコープの利用については、繊維・織物の拡大撮影384件(70%増)、写真プリントが206点(40%増)で、その他を含めた合計で685件(54%増)でした。
利用目的で最も多いのは欠点解析です。
染色試験については、年間13,623点の生地の試験申し込みがありました。前年度比443点減(△3.1%)でしたが、ポリエステルの減量加工は80%増となりました。減量加工して欠点がどの程度に見えるかを確認したいと希望する人が増加したようです。
また、ドラム回転タイプ染色機(染料役者)による
製品染め依頼が41点あったことも変化の一つです。
今後も皆さまのご要望にお応えできますよう技術向上、スピードアップに努力いたします。
皆様、平成28年度も能登繊維振興協会をご利用いただきますよう宜しくお願いいたしますm(__)m
- 2016/04/05(火) 15:03:22|
- 能登繊維振興協会事業
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