石川県工業試験場による技術交流会が開催されました。
11月22日(木)13:00~15:00に能登テキスタイル・ラボで行われ、34名の参加者がありました。
◆講演会
講師に宇仁繊維㈱ 代表取締役社長 宇仁龍一 氏をお迎えしました
「中能登町のプリントコレクションを活用したものづくりについて」というテーマでお話いただきました。



これまでテレビで放映されたビデオもいくつかまじえながら、会社の沿革、基本方針、現状、今後の方向までいろいろと分かり易く丁寧にお話くださいました。
平均年齢27歳、女性7割のファッションが好きで人が好きという若い女性が多い活気あふれる会社で、創業以来13期連続増収という素晴らしい会社であることが分かりました。
「心のこもったテキスタイル産業」を目指し、プリントものを中心に国産にこだわりスピードを強みに弱者の戦略で一点集中でやっているとのことでした。
ご講演ありがとうございました。
◆話題提供
「繊維欠点品解析に関するデータベースの構築」について石川県工業試験場繊維生活部 専門研究員 神谷 淳 氏から説明がありました。

インターネットに公開した繊維、織物・ニットの欠点解析事例のデータベースで、数多くの貴重な事例が紹介されており、①欠点名 ②糸使い ③試験内容 ④キーワード などでデータベース検索も簡単に出来るようになっていて、使い勝手の良いデータベースとなっています。
このサイトのページは、
「せんい欠点データベース」
http://www.irii.jp/textile_defects/index.html です。
どうぞ皆様もご利用ください。
- 2012/11/27(火) 11:28:11|
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